ミニスケールAFV(以下1/72)の立ち位置を、バイクに例えて考えてみた。
MotoGPに例えてみる。
MotoGP最高峰Moto1が1/35
Moto2が1/48
Moto3が1/72
これ、どのクラスも見ていて楽しいし、各クラスのチャンピオンはクラスに関係なくチャンピオンである。
でもやっぱり一番大きなクラスが究極のチャンピオン。
なかなか似ていると思いませんか?
ちょっと違うところは、
AFVモデルの世界は、ビギナーでも、いきなり1/35の世界に入ることが多いと言うところでしょうか。
MotoGPでこれはありえません。
一般市販バイクの排気量に例えてみる。
1000ccなどのビッグバイクが1/35
600ccなどのミドルクラスが1/48
250ccなどの小排気量車が1/72
これもなかなか似ているのではないでしょうか?
免許取得制度の改訂に伴い、現在のスポーツバイクの主流はビックバイク。
そして、残念ながら「大型バイクのほうが優れている」と思っている方が多いのも事実。
ですが、どのクラスもおもしろいですので、善い悪いではありません。
うーん、AFVモデルの世界と、やっぱり似ている(笑)
そんな私はWR250Xと言う250ccのバイクに乗っていますので、
250ccなどの小排気量バイクと1/72に、絞って考えてみましょう。
バイクの楽しさってなんでしょう?
「いつかは高級な大型バイクに乗ってみたい」これも有りです。
ですが、一番の楽しさは「乗りこなす」というところにあると思います。
そんな、乗りこなす楽しみがあるのが250ccなどの小排気量車でしょう。
ギアをローギアに入れ走り始める。
ピークパワーの回転数に達したところでシフトアップ。このシフトアップのやり方で6速まで到達。
(これ、ビックバイクだと、サーキットでも難しいんですよ300キロ近くまで到達しちゃいますから・・・)
コーナー進入時は軽い車体と相まって、深いところまでのフルブレーキング、馬力が少ない分、理想の回転数までシフトダウン。そして速いコーナーリング速度。そしてフル加速・・・
あぁ、250最高です。
このバイクの話を1/72に置き換えてみましょう。
AFVモデルの楽しさってなんでしょう?
「いつかはディティールアップバリバリの1/35を作ってみたい」これも有りです。
ですが、一番の楽しさは「完成させる」というところにあると思います。
そんな完成させる楽しみがあるのが1/72などのミニスケールAFVでしょう。
パーツを切り離し作り始める。
接着剤が固まったところで次のステップ、この方法で、最後のパーツ組み立てまで一気に到達。
(これ、1/35だと意外と難しいんですよ。エッチングパーツで、ディティールアップしたくなっちゃいますから・・・)
トラブル発生時は省略されたディティールと相まって、深いところまで突っ込まないリカバー(笑)、パーツが少ない分、少ない空き時間で制作。そして速い組み立て完了。そして一気にフル塗装・・・
あぁ、1/72最高です。
少し無理矢理感がありますが、似てますよこれ(笑)
最後に、250と1/72で決定的に違うところに気が付きました。
250はどんな初心者にも進められるバイクのクラスですが、
1/72に関しては、けして初心者には進められない、ちゃんと組み立てられないような、あちゃ〜なキットがごろごろしているところです(涙)
それではみなさん、よいお年を!!!