ハセガワ、スチュアートの塗装工程です。
最近の私の作品は、ほぼ、この工程で塗装しています。
ホームページの方で公開しようと思っていたのですが、簡単なブログでの公開とします。
黒。奥まった所や、転輪、機銃等だけ塗れば問題ないのですが、入り組んだ車両は、結局全面ブラックになってしまいます。
茶。パネルそれぞれ、中央部付近に塗っていきます。しかし、この工程の効果は少ないので、省略して次の工程へ進んでも構わないでしょう。人がやっているいるからやるのではなく、自分でやって、効果がないのならやらなくていいと思います。
模型用オリーブドラブよりも、全然明るいグリーンを吹きます。パネルを意識するといいでしょう。ここで私は、よく、フェンダー片側を、わざと塗らない事が多いです。始めは錆びたフェンダーでアクセントを付けるために塗り残していましたが、最近は、げんかつぎのようなものになってます。
薄いグリーンをまだらに吹きます。
さび色や、今回はリアに、布のパーツ、フェンダー上の木箱、その辺もブラシで吹いておきます。はみ出したら?それは、見なかった事にすればいいだけです(笑)デカールを貼って次の工程へ。
焦げ茶でウォッシング。この状態でほぼ、完成形です。
黄緑(笑)でドライブラシ。エッジの先端や、リベットの先端のみにあてます。それも、部分的に。ドライブラシ前の写真と見比べてもらうとわかるのですが、効果はほとんどありません。ドライブラシはしなくても問題ないでしょう。
ドライブラシ話ついでに、最近疑問に思っている事を書きます。
私の大好きなバーリンデン氏の作品は、よく、ドライブラシがメインの塗装法と聞きます。はたして本当なのでしょうか?私がバーリンデン氏の作品を見る限り、ドライブラシは、サブ的な技法として使っているだけと見えてしかたがありません。大事なのは、エアブラシによる微妙な色付け。ウォッシングによる色の変化なのではないでしょうか?
バーリンデン氏大好きな私としては、本当の所を知りたいです。どこかに、バーリンデン氏の塗装法が書いてあるwebか本、ありませんかねぇ。
斧、スコップ、牽引ワイヤー等を筆で塗ります。ウェザリング以外で筆を使うのは、この工程のみ。なぜそんなに筆を使わないのかって?だって、面倒くさいじゃないですか(笑)
これで完成!
今回書いた方法は、ざっとおおまかに書きました。途中でクリアを吹いているとか、マークフィッター使ってるとか、書いていない部分は沢山ありますので、参考程度に見ておいてください。
いつも書いていますが、この工程を4時間で、一気に完成まで持っていきます。基本塗装吹いて、一晩置くなんてことは絶対しません。なぜって?だって面倒くさいじゃないですか(笑)
「面倒くさい」という思いは、ネガティブに思われがちですが、私は一概にそうではないと思っています。「面倒くさい」から、面倒くさくない方法を考え出しますし、結果、楽しくて楽しくてしょうがなくなってきますからね。
それでは、こんな私の塗装工程記、暇つぶしになっていただけていたら、こんなうれしい事はありません。